
こんにちは、カズキです。
Webディレクターってどんな仕事しているの?
現在webディレクターを目指してるから具体的な作業イメージがあれば知っておきたい。また勉強しておいた方がいいことってあるの??
今回の想定読者はこんな方です。
この記事を書く僕は、現在Webディレクター歴4年目のフリーランス。
過去に会社員としてWeb制作プロダクションや広告代理店などでのディレクター職を経験しました。
実体験に基づいた記事なので、一定の信頼性は保証できるはず。
この記事は五分ほどで読める内容なので、最後までお付き合い頂けると嬉しいです。
Webディレクターってどんな仕事するの??【現役Webディレクターが分かりやすく解説!】

Webディレクターはサイト制作における「現場監督」、「リーダー」と呼ばれるポジションです。
これだけだとざっくりすぎるので、具体的にどのようなプロセスを通して作業をするのか、ステップに沿って紹介します😌
Step1:キックオフミーティング

まずは、プロジェクト開始前に「キックオフミーティング」をおこなうことから、プロジェクトがスタートします。
結論から、キックオフミーティングこそ、プロジェクトの一番初めにディレクターが取り掛かる仕事といえますね。
主な目的は「プロジェクトメンバーの顔合わせ」、プロジェクト目標に対する「共通認識のすり合わせ」です。
(1)サイトを作る目的~背景
(2)サイト運用における目標数値(KPI)
(3)人員アサイン
(4)スケジュール感・予算
ばっくりと上記を決定するために、「会議の進行役」から、プロジェクトの全体像を分かりやすく説明する「プレゼン力」、「質問に対する処理能力」など高いコミュニケーションをこなすことが求められるでしょう。
Webディレクターの腕の見せ所ですね。
Step2:要求定義・要件定義

プロジェクトが始動したら、「①プロジェクトで達成したい目的を明文化した資料」と「②達成させるために必要な要件を記録した資料」を作成します。
やや言葉がむずかしそうに聞こえますが、ざっくり以下のイメージです。
こちらの作業も基本的にはWebディレクターが担当することが多く、事前に資料に落とし込むことでプロジェクト着手後の認識違いを防ぎます。
要求定義・要件定義の粒度についてはプロジェクト内容によっても変わるので、詳しい内容については別記事に譲ります。
▼プロジェクト管理ツールJooto(ジョートー)さんのメディアで、分かりやすくまとめてあったので良かったら参考まで。
Step3:サイトマップ・ワイヤーフレームの作成

続いて、実際に作るWebサイトの画面設計(ワイヤーフレーム)や、サイトに含まれるページを階層別に分けてまとめたもの(サイトマップ)の作成がスタートします。
ここで出来上がったワイヤーフレームとサイトマップを元に、
「デザイン→コーディング→プログラミング」と進むため、サイト開発の基盤となる重要なフェーズです。
要件定義で決定した事柄に対して、アウトラインを作るイメージですね♪( ´θ`)ノ


Step4:進行管理

ようやくサイト開発の中盤戦に入りました。
サイトマップ・ワイヤーフレームの設計が完了したらデザイン・コーディングなど実装に入るため、
ここで一旦のプロジェクトはWebディレクターの手元から離れます。
とは言え、何もせずに完成するのを持っているのではなく、
日々進捗状況をチェックしたり、方向性の確認をしたり、何かあった時のためのリスクヘッジは欠かせません。
場合によっては定例会議を設けるなど、
常にプロジェクトメンバーとコミュニケーションを取れるよう体制作りをするのもWebディレクターの仕事です。
▼以下、参考までにどうぞ

Step5:デバッグ・動作検証

いよいよWebディレクションも終盤戦です。
ここでは、実際にサーバーに上がったテストサイトを端末ごとにチェックします。
これがデバッグや動作検証と呼ばれる作業です。
参考までにデバッグとは:
正確に言うとデバッグとは、システム上のプログラムが正常に動いているか全てのパターンを実行してバグが無いか見つける作業。サイト制作の現場では、表示確認や動作確認という意味でもデバッグという言葉は使われる。
確認作業もWebディレクターとして大切な仕事です。
もし、この段階で動作不良や表示崩れがあったら、デザイナーやエンジニアに報告して修正をしてもらいます。



Step6:納品・公開

無事サイトの修正が完了したら、納品作業に入ります。
ファイル納品(データとしてクライアントに送る)の場合はファイルをそのまま提出して完了。
サイト公開(サーバーへファイルをアップする運用込みの場合など)まで対応する場合は、特定サーバーにファイルをアップロードして報告します。
ファイルアップデートはバッグエンドのエンジニアが対応するので、
お任せでも良いと思いますが、あくまでもフロントに立つのはWebディレクター。
可能なら、状況把握のためにも同席しても良いでしょう。
基本的なWebディレクターの仕事はここまで

とはいえ、「納品して終わり。」では、どこにでも居るWebディレクターです。
せっかくプロジェクト開始から関わっているなら、納品後にサイト改善を提案をしたり、現状分析から施策案出しを積極的に参加しましょう。
長期的な運用を獲得するために、営業をしっかりしていくことも「立派なWebディレクターの仕事」です。
せっかくなら、数字や成果にコミットするWebディレクターを目指しましょう♪( ´θ`)ノ
未経験からWebディレクターになる方法は??

Web業界に飛び込んでしまえばOKです😌
▼以下記事に未経験がWebディレクターになるまでの具体的なステップをまとめました

事前勉強は不要です

ぶっちゃけWebディレクターのキャリア自体は、「基本的な社会人スキル」+「エクセル・ワード・パワーポイント」さえ使えればスタートできます。
まあ、実際に業務に入ると「Web制作の知識」と「マーケティングスキル」も必要ですが、
それは実戦で学ぶべき。
机の上でお勉強するのは効率が悪いです

大抵の人は行動が逆です。
× 勉強してから→挑戦
○ 挑戦してから→必要であれば勉強
でOKですよ😌
理由は事前に勉強しても、そこで挫折したら前に進めないからですね。
それに明確な目的がなければ、モチベーションも保てないはず。
逆に、まずWeb業界に飛び込んでしまえば、仕事として専門知識に触れ合うことになりますよね。
そうなれば、挫折なんて言ってられないし、気がつけばスキルも身につきます。
更に専門知識を学びたいと思えば、その時に勉強すればOK。
まずは行動です。
▼未経験からWebディレクターになる方法

▼Webディレクター転職で登録しておきたい求人サイト

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