
こんにちは、カズキです。
都内でフリーランスWebディレクターとして活動しつつ、ブログ運営、Youtube発信などをして生きています。
2年前までは、正社員として制作プロダクション、広告代理店、事業会社にて、Webマーケティング事業に携わってきました。
現在はフリーランスとして、常駐案件、個人受注を問わず、フリーのディレクションを生業としています。
そのため、一定の信頼性は保証できるかと思います。
Webディレクターの方、もしくはWebマーケッターの方は、ぜひ最後までお読み頂けると嬉しいです。
Webディレクターでもフリーランスってなれるの?

結論からいうと、Webディレクターもフリーランスになれます。
個人で仕事を取ることが出来れば、その時点でフリーランスですからね。
とはいえ、Webディレクターはエンジニアなどの技術職と違い、プロダクトを提示しづらいこと。
つまり、Webディレクターって、「何ができる人なのか」、「何を作った人なのか」、ハッキリ分かりづらいセクションなんですよね。
スキルが分からなければ、仕事は振りづらい
もしあなたがディレクターなら、しっかりと自分の強みを「言語化」できるようにすべきですね。
たとえば「マーケティングに強いディレクター」だったり、バックエンド踏まえた「開発ディレクションに特化しているディレクター」など、一般的には、ニーズ高いですよ。
それから関わったメディア規模、数値改善をおこなった実績などがあると、発注側も安心してくれます。
フリーランスになる前にスキルを明確にして、営業活動を行うと良いでしょう。
フリーランスは2パターンある

フリーランスでも、ざっくり2パタイプに分かれます。
以下で解説します。
その1:個人受注型タイプ

企業、もしくは個人から直接仕事をもらうタイプ。
・ディレクターとして名前が売れてる人
・代理店経由でのパイプを持っている人
これらの人に多いですね。
基本的な業務は、「Webサイト制作」、「広告プランニング業務」、「バナー制作」など、プロモーションの一部を請け負う形になると思います。
この手のタイプは、「フリーランスとして働く人」、「会社経営している人」などそれぞれですね。
フリーランスとして働くなら、外部に信頼できる「デザイナー」、「エンジニア」などの開発リソースの確保はすべきでしょう。(→自分で作れる場合は別ですが)
その2:エージェント経由で案件を紹介してもらうタイプ

もう1つが、エージェントサービスを利用して仕事を紹介してもらうタイプがあります。
最近だと、クラウドテックとかランサーズなど、有名ですよね。
ググれば、IT案件を専門に扱っているエージェントサービスもいくつかあるので、登録しておくといいかもですね。
フリーランスに成り立ての人とか、「固定収入は確保しておきたいっ!」という人は、収入が途切れることなく、フリーランスができるのでオススメですよ。
下記、エージェントサービスなど有名です。
(レバテック フリーランス):Webディレクター、Webマーケッター案件豊富
(Midworks):フリーランスエンジニア案件豊富
フリーランスになるメリットってなに?

「ふむふむ、Webディレクターもフリーランスになれることは分かったけど、具体的なメリットはあるの…?」
続いて、こちらの疑問について、深掘りします。
メリット(1):稼げる

フリーランスになる理由として「正社員時代より稼げるか…。」、は重要なポイントです。
むしろ稼げないなら、フリーランスになる必要ないですよね。
安心してください。
「結論、フリーランスは稼げる。」
理由として、売上を上げれば、上げた分だけ収入になるからですね。
売上をいくら上げても、インセンティブすら貰えない会社で働いても、モチベーション継続できません。
その点フリーランスは頑張り次第で、正社員の倍ぐらい稼ぐことも可能なんですね。
実際、正社員時代と比べてどのぐらい稼げたの?
ボクの場合、Webディレクターになって3年目ぐらいに、フリーランスとして活動をはじめました。
当時28歳ぐらいですが、広告代理店で働いていて、月収でいうと「35万」ぐらいです。
わりと同年代でも稼いでいる方でしたが、仕事のやり方が分かってきたタイミングでこう思いました。
「この仕事、一人でできるじゃん…。」
また代理店勤務だと、お客さんから直接仕事をもらえる機会も多いです。
なので、そのタイミングで思い切って独立してみたんですね。
エージェント経由から常駐案件などもこなしつつ、個人受注も増やしつつで、結果的に、月の売上が「90万」ぐらいになりました。
週3回常駐(40万)+個人受注のLP制作(50万)=90万(売上ベース)
正社員の給料の約2.5倍です。
常駐×個別案件を捌いていたので忙しかったですが、金額としては、このぐらい稼ぐことは可能ということが分かりました。
もちろん案件が獲得できなければ、無収入です。
でも、「やればやるだけ稼げる」という意味ではメリット大きいですよね。
メリット(2):自由度が高い

続きまして、フリーランスの場合、正社員と違って働き方が自由。
契約によるかもですが、基本的には「業務を遂行できればOK」です。
なので、働く場所はオフィスでも自宅でもカフェでも良いんですよね。
勤務時間も自分でコントロールすることができます。
フリーランスは正社員と違って、「事業者同士の契約」なので、雇用契約のように明確なルールは存在しないです。
立場的には対等になるということですね。
極端な話、海外移住しても、問題なく仕事できればオッケイ。
プライベートを重視したい人はオススメ

例えば、旅行が趣味で各地を旅してたい人とか、念願のノマドライフが実現できますよ。
またリモートワークが中心になるので、海の近くに住んでサーフィンに没頭してみるとか。
正社員とまた違うライフスタイルが実現できるのも魅力的。
メリット(3):色んなプロジェクトを経験できる

正社員として働いている方は分かるかもですが、基本的に「自社プロダクト」や「自社サービスに関連した業務」をずっーと行いますよね?
一方、フリーランスの場合は案件ベースでの参画となるため、毎回ちがう案件を対応することも少なくないです。
ひとり制作プロダクション、みたいなイメージが近いかもですね。
逆にデメリットはある?

デメリット(1):自己管理できない人は向いていない
フリーランスの場合、自分でスケジュール管理しつつ、見込み案件の整理、見積もり、実働タスクの処理など、
組織的におこなうであろう作業は、すべて自分でやることになります。
そのためには、業務効率化を常に考えて、行動することが必要になってきます。
1つでも抜け漏れがあると、速攻で詰みます。。
分かりやすい例でいうと確定申告ですね。
税金周りの手続きは、自分でやらなければいけません。
このようなタスクが本来の仕事に加えて必要になってくるため、「事務作業とか無理だ…オワタ。」となる人はは、正社員でいた方が幸せかもしれませんね。
まずは副業から、とかでいいかもです😌
デメリット(2):パフォーマンスを出し続ける必要アリ

フリーランスは雇用契約じゃないので、契約が終了すれば収入は途切れます。
つまり、プロジェクト単位での参画も多く、継続的に仕事をもらえるとは限りません。
もちろん、こちら側からも契約解除はできるため、あくまで対等な関係です。
しかし、会社に通えば毎月安定した給与がもらえる社員に比べると不安定ですよね。
メリットがデメリットになっているとも言えますね。
対応策としては、
・収入源を分散すること
・継続発注をしてもらえるような成果を上げること
この二点をしっかり考え、新規顧客獲得、パフォーマンス向上に務めましょう。
デメリット(3):フリーランスの税金は高い説

「フリーランスは社員の3倍は稼がなければいけない??」
これは、独立しようとすると毎回言われがちなワードですが、
結論から、よっぽど節税できない人の発言だと思いますので、無視でオッケイ。
以上です。
オススメは、「常駐型」+「個人受注」で働くこと

デメリットをメリットに変える方法は意外とシンプルです。
完全に個人受注からスタートしてしまうと、やることが多いかつ収入確保に追われて、自滅してしまうと思います。
固定収入は確保しつつ、プラスアルファで稼ぐが吉

フリーランス成り立ての方は、IT業界の専門エージェントを利用するのがオススメです。
短期案件から中長期案件まで幅広く紹介を受けられ、単価交渉など面倒な手続きを代行してもらえます。
僕も初めはエージェント経由で常駐案件をもらって、生計を立ててました😌
不思議と固定収入があるだけで、心が安定します。
個人受注が増えたタイミングで固定収入を切るといい

個人受けの案件が増えて生活も安定したタイミングで固定収入を切る、もしくは法人化してしまうのもアリだと思います。
また、従業員を雇わないでフリーランスのままでもオッケイです。
あなたの自由です。
おわり:フリーランスは特別ではありません

フリーランスは「働き方」です。
正社員でもいろいろ経験させてもらえるなら、残ればいいですし。
収入を上げたい、色々なプロジェクトを経験して自己成長したいと思えば、フリーランスとして働くのもアリという話ですね。
ぜひ、良い選択をしてください。
記事は以上です。