
こんにちは、カズキです。
皆さん「ブラックミラー」 っていう海外ドラマを知っていますか??
ブラックミラーは2011年頃から放送を開始したイギリス発の一話完結型のオムニバスドラマ。
物語のテーマはテクノロジーの進歩がもたらす変化とそれに伴う危機、
そして主人公の葛藤を描いた近未来的なストーリーがメインです。
比較的バッドエンドや後味の悪いラストが多いため、
日本の視聴者の間では「イギリス版世にも奇妙な物語」なんて呼ばれています。
今回はそんな「ブラックミラー 」をオススメする理由について分かりやすく説明します😌
ぜひ最後まで記事をご覧いただけると嬉しいです。
Netflixドラマを観るならブラックミラーをオススメする理由

僕が「ブラックミラー」をオススメする理由は以下の通り😌
①リアリティーがすごい
②一話完結型なので気軽に観やすい
③ゲスト出演する俳優(女優)が豪華
①リアリティーがすごい

とにかくリアリティー抜群。この一言に尽きます。
本当に近い未来実現するであろう技術がバンバン登場するので、思わず怖いとさえ感じました😌
とくにIT業界やテクノロジーの分野で働いている人が観たら、共感しちゃいそうですね。
ストーリーとして各回ごとにメインテーマはあるものの、
一貫して変わらないのは主人公がテクノロジーの発展により、何らかのトラブルを抱え葛藤すること。
テクノロジーの進化で生活は便利にはなったけど、「便利になりすぎることは果たして本当の幸せなのだろうか?」
そんな風刺的なメッセージを問われます。
・もしICチップを脳内に埋め込むことができて、自分の記憶を保存でき、しかもそれを人とシェアできるとしたら?
→過去とデータに依存してしまい現在(リアル)を生きられなくなり絶望してしまうんじゃないだろうか…。
・もし「意識」をクラウドサーバーへ送ってバーチャル世界に行くことができたら?
→バーチャルと現実の区別が付かなくなり精神崩壊を起こしそう…。現実の世界に虚無感を覚える人もいるかも。
・もし、カメラ付きのGPSをICチップとして脳内に埋め込む技術があったら?
→プライバシーが侵害されて親子関係に亀裂が起きそう。信頼関係という概念がなくなるんじゃないかな。
毎回このような近未来のテクノロジーをテーマに物語が進むため、視聴者は結構考えさせられるんです。
そして、恐ろしいのが上記に説明した技術の一部は現在でも技術的には可能と言うこと…。
現時点でも体内にマイクロチップを入れることが出来るんですよね〜。
とは言え、一般活用が爆発的に進み、対人間用として活用されるのはもう少し先なんじゃないかなと思っています。
でも、それが実際の幸せにイコールになるかどうかは別問題ですよね😌
それは、人間には感情と心があるからですね。
それゆえに、技術と共存できなければ人間の弱いところは露呈してしまい、
思いがけないトラブルに発展してしまう可能性もあるということ。
そしてこのドラマは勧善懲悪(正義が必ず勝つ)といった内容ではないため、より一層リアリティが増します。
②一話完結型なので気軽に観やすい

短いもので40分~60分ぐらい、
長くても70分~90分程度の内容なので比較的観やすいかと😌
「二時間映画を観るのはちょっとな~…。」って方は短編作品を選べばOK。
時間があらかじめ分かっているので、自分の都合に合わせて作品を選べるのがポイント高いですね。
結構、海外ドラマとかではあるあるですよね~。
一話だけ観ようと思ってたら、結局シーズン1をイッキ観しちゃって寝不足…。みたいなw
その点、ブラックミラー ならその日の気分によって何話観るかも決められるのでスキマ時間にもバッチリです。
※次章でとりあえずこれを観ておけ!という作品を紹介しますのでぜひチェック。
③ゲスト出演する俳優(女優)が豪華すぎ

何話か見て観ると、「あれ?この俳優(女優)」どっかで観たことあったような…。
あ~映画「ブラックパンサー」に出てた主人公の妹さん役(レティーシャ・ライト)か!!
え??普通にマイリー・サイラスでてるしw
みたいなことが頻繁に起こります😌
このような感じも「世にも奇妙な物語」とも似てますよね。
SMAP特別編とか、結構な頻度でゲスト出演もありますし。
(※最近は有名な人しか出ないけど…。)
ブラックミラー は現在シーズン5を放送中でして、
最新話を2019年6月に公開したっきり最近は更新されていない様子。
僕も早く続編が観たいとウズウズしています…。
ブラックミラーの中で特に人気な回ってどれ??

ブラックミラー ファンの中では以下の回が人気です😌
・サン・ジュニペロ:シーズン3-4
・宇宙船カリスター号:シーズン4-1
・もっと側にいて:シーズン2-1
サン・ジュニペロ:シーズン3-4
この作品は控えめにいっても最高です😌
テレビドラマやバラエティ番組を表彰するエミー賞を受賞した作品としてとても有名です。
舞台は1987年、海辺の街サン・ジュニペロ。
流行りの服を着た若者たちが楽しむクラブで、冴えない眼鏡をかけてさまようヨーキー(マッケンジー・デイヴィス)が出会ったのは、フロアで一際輝くケリー(ググ・ンバータ=ロー)。
相反する性格ながらも初対面で惹かれ合った彼女たちは、互いの愛を確かめ合い、やがて幸せな時間を過ごす。
参照:シネマトゥデイ
https://www.cinematoday.jp/page/A0006873
何と言っても映像美が綺麗ですね~。
それから70s~80s頃の若者たちのpopカルチャーを彷彿させる演出やトラックが最高で、物語はもちろん世界観が最高です😌
後半に当たって伏線回収が始まってメチャメチャスッキリなので、
ブラックミラー を代表する作品を聞かれたら僕なら迷わず「サン・ジュニペロ」を薦めますね👍
宇宙船カリスター号:シーズン4-1
こちらもブラックミラーの中では特に人気作品😌
人気ゲームソフト会社「インフィニティ」で働く主人公はCTOで凄腕のプログラマーでありながら、会社では鼻つまみ者とされていた。
共同経営者の男(CEO)にも見下され、挙げ句の果てに部下の従業員たちにもバカにされている。
そんな彼は現実逃避のため「インフィニティ」を自分用のバーチャルゲームに改良し始めることに。
そして、バーチャル世界では彼を中心とした宇宙船カリスター号で部下たちを奴隷のように使い、ストレス発散を始めるが…。
主人公が結構どうしようもないやつなんですよね…。
会社の同僚の「潜在意識」をデータ化してバーチャル上でアバターを作っちゃったりしてw
技術的にはアバターが実物同様の設定なので、現時点ではまだまだ無理ゲーですが、
将来的に近しい技術が出来るのかな…。なんて妄想は膨らみますね。
実際にはコピーなので実在の人間に害を及ぼしているわけではないので何とも言い難いですが、
遠い将来ではデジタルを活用するに当たった倫理観がキーワードになりそう。
…なんて思ったり😌
もっと側にいて:シーズン2-1

最後はこちら。恋愛ものです😌
画像が仮ですみません…。
同棲中のカップル、アッシュとマーサ。
関係は良好だったがアッシュは突然不慮の事故で帰らぬ人に。
彼の死を受け入れられないマーサはあるとき、亡くなった人と話ができる開発途中のサービスの存在を知る。
「それは死んだ人の名前を登録するとソフトがその人のSNS上の発言や行動履歴を拾い、自動学習を通りして、あたかも本人のようにチャットを返してくれる夢のようなサービスだった」
すでに死んだはずのアッシュと会話を楽しむマーサ。
そして第二段階としてアッシュはマーサに第二段階の提案をする。
それはアッシュをモデルとした人形(AIロボット)と共に暮らすことだった…。
これ凄いのが演技力、正直アッシュ役の俳優さんの表情や動作がロボットにしか見えませんでした。
実際にはここまでリアルなロボットは作れないけど、
技術的に実現可能な範囲だと思うとめっちゃリアリティあります😌
しかもビジネス的に結構需要ありそうかなと…。
そういった意味では少々怖い回かもしれませんね。
(やっぱり亡くなった人へ依存しすぎることは正しい感情ではないですから…。)
個人的に観て欲しい&神回

続いて、個人的にこれは面白いって作品も紹介させて頂きますね😌
・ホワイトクリスマス:シーズン2-4
・拡張現実ゲーム:シーズン3-2
・ブラックミュージアム:シーズン4-6
ホワイトクリスマス:2-4
人里離れた極寒の地でクリスマスを祝う二人の男がいた。
お互い相手のことはよく知らず何年もその家で暮らしていると言う…。
そして先端技術にまつわる自らの不幸話を語り始める。
二人が語った3つの物語が繋がった時、衝撃の真実が明らかに…。
どんでん返しの展開が観てて気持ちいいですね。
ネタバレになっても申し訳ないので、ざっくりの解説とさせていただきました。
胸糞回ではありますがw…癖になること間違いなしなのでぜひお試しに。
拡張現実ゲーム:3-2
全てを投げ出してバックパッカーに出かけたものの金欠になってしまう…。
そんなとき、たまたまフリーペーパーで見つけた高額報酬につられて開発中のゲームのテストに参加することに。
そして、そのリアルすぎるバーチャル世界での体験が彼を思いがけない恐怖へと導く…。
映像技術としてVRが身近な存在になった今だからこそ観て欲しいですね😌
ゲーム開発者のショウ・サイトウ役に山村憲之介さんが登場してます。
ブラックミュージアム:4-6
荒野のハイウェイを走る旅行者が足を踏み入れたのは、犯罪に関する資料を集めたミュージアムだった。
ミュージアムには過去犯罪に使われた最先端技術が飾られており、技術に対する説明をミュージアムのオーナーの男がするのだった。
そして目玉の展示物を見た時、旅行者の顔つきが変わる…。
この作品は大好きすぎてかれこれ10回以上は観ちゃってます😌
ブラックミラー で使われたテクノロジーを一通り復習できる回でもあり、
過去回とリンクしている部分もあるので非常に印象深いですね。
記事の冒頭で話した映画「ブラックパンサー」に出演している(レティーシャ・ライト)が主役で登場します。
物語のラストは圧巻なので、ぜひ騙されたと思って観てください。
特別版:「ブラックミラー・バンダースナッチ」

ブラックミラーの特別版で「ブラック・ミラー/バンダースナッチ」という作品もあるのでこちらも最後に紹介しようと思います。
→こちらもNetflixで視聴可能。
80年代、ビデオゲームの開発チャンスを得た若きプログラマー。
ファンタジー小説に基づくゲーム開発に取り組むが、現実とパラレルリアリティが混同し始める。
彼を待ち受けるのはハッピーエンドか…それとも…。
この作品はインタラクティブ映画と呼ばれるもので、
実際に映画を観ている人(あなたです)が主人公の選択を選べ、ストーリーもそれによって変化していくというもの。
なので、あなたの選択によってハッピーエンドにもなるし、バッドエンドにもなるということ。
ゲームでよくあるシミュレーションを映画に持ち込んだ感じですね😌
実際にやってみると、けっこう新鮮で何度かパターンを試すぐらいやり尽くす羽目に…。
ブラックミラーを一通り見終わった人はぜひ一度試してみると面白いですよ。
バンダースナッチ用に攻略フローチャートなどもnoteで記事になってたので、シェアさせて頂きますね。
おわり

いかがでしたか??面白そうな回は見つかりましたかね??😌
これからも新作がどんどん出てくると思うのでぜひ興味のある方はチェックして見てください~。
それでは今回の記事はここまで。
この記事を見て少しでも「ブラックミラー」に興味を持ってもらえたら嬉しいです😌
それでは、最後までお読み頂きありがとうございました。
▼おまけ:人生を考えさせられる映画30選