BADHOPをパクリと言ってしまう人→「HIPHOPに向いてないかも」

2021年7月2日identity

出典:https://arigato-ipod.com/2019/11/apple-music-bad-hop-lift-off.html


こんにちは、かずきです。



若干、強めのタイトル失礼します🙇‍♂️

なにげなく「BADHOP」で検索したら、サジェスト(予測変換)から「BADHOP パクリ」と表示されて、気になっている今日この頃です😌


BADHOPガチ勢の僕からすると、驚いた反面、少々悲しく。。


と言う訳で、今回のトピックスを記事にまとめようと思った次第です。

BADHOP認めたくない人

カッコいいとは思うけど〜。
・BADHOPって、そもそも海外のパクリでしょ??
・そもそも日本語ラップってどうなの、悪いけど聴いてないわ~。


本記事を読んで欲しいのはこんな方です♪( ´θ`)ノ

本記事を読むことで、「実は知らなかったBADHOPの魅力や活動方針」が伝わると嬉しいです♪( ´θ`)ノ


少しでもネガティブなイメージが払拭されますように。


とはいえ、お前だれ?」って感じだと思うので、初めに言っておきます。

僕はHIPHOP関係者でもラッパーでもなく、ただの一般人です😌



何卒、一般人の一意見としてご覧いただけると幸いです。



動画でサクッとみたい。という方は、上記からどうぞ😌

※HIPHOP系の発信も過去行なっています。



Youtubeの宣伝をしたところで、本題に入ります。

BADHOPとは?

出典:https://twitter.com/badhop_official


知らない方のために。

以下、Wikipediaから引用します。



BAD HOP(バッド・ホップ)は、神奈川県川崎市川崎区出身の8MCによるヒップホップグループ。ユニット名は野球用語のイレギュラーバウンドに基づいた、地元で開催されたイベント名に由来する。

wikipediaから引用


ざっくりですが、BADHOPは神奈川県出身のHIPHOPグループ。


注目すべきところはメンバーのほとんどが「保育園からの幼馴染」で結成されたこと。



そして、レコード会社や芸能事務所に所属していない「セルフプロデュース集団」ということ。



そのため、「アルバムの音源制作からLIVEでの映像や照明、DVDの販売など」、自分たちの音楽活動に関わることは、すべて彼らのチームでおこなっています。



結成わずか3年で全国ツアーを開催。


そのあと、「日本武道館での単独ライブを成功」、2020年3月には「横浜アリーナでの無観客ライブをyoutubeで無料配信」立て続けにシーンの話題をさらっていきました!



まさに、今一番乗りに乗っているHIPHOPグループこそ「BADHOP」と言えるでしょう。



さっそく本題:BADHOPって海外のパクリなの??


以下、結論にたどり着きました。



「似てる曲はあるけれど、意図的にパクった訳ではないっしょ、さすがに。」



理由は、以下の通り😌

パクってないと思われる理由

(1) BADHOPは最新トレンドを常に追っているだけ

(2)世の中にはとてつもない数の楽曲がある

(3)曲の感じ方は人ぞれぞれ違う



(1)BADHOPは最新トレンドを追っているだけ


BADHOPファンはご存知だと思いますが、メンバー全員が、本場アメリカのHIPHOPが大好きな「HIPHOPヘッズ」。

※ヘッズ:ヘッズ(heads)とは、HIPHOPにハマっている人を指す言葉。


ラッパーなら、本場アメリカの曲をディグるのは当たり前。

その中でもBADHOPのリサーチ力は、
他の日本人ラッパーやHIPHOPヘッズと比べてもかなりコアなレベル。


その理由として、

当時HIPHOPシーンで取り上げられていなかった「駆け出しラッパー」を知っていた事実。



以前、BADHOPがネットラジオの「リバトーク」という番組をやっていたころ、最近、気になっている若手ラッパーを取り上げるコーナーがありました。

そこで、当時まだまだ認知度も低く、Youtubeでの再生回数が1万回も超えてなかった、

「LiL PUMP」「6ix9ne」「Gunna」らを取り上げていて、聴いてる聴いてる!イケてるよな〜。などとメンバー同士で話していたことを覚えています。

ぼくもHIPHOPは好きなので結構ディグってましたが、当時は”リル・パンプ?”誰??って感じだったし、あれほどバズるとは思ってませんでした。

するとその後、瞬く間にLIL PUMP6ix9ineらが、USビルボードランキングの上位にランクインして、一気にスターダムに駆け上がったことから、BADHOPの先見の明には驚きました。


1-2:リスナーが求めている曲を提供するのがプロです!!



たくさんの曲を制作していれば、「インスパイアを受けた曲」が出来上がるのは自然なこと。

むしろ、時代やトレンドに合わせて曲を作るのはプロとして当然で、それをしないアーティストはただの自己満足に過ぎないと思っています。



たとえば、「映画アバター」が流行りだした頃、「3Dメガネを掛けて映画を観る機会」が増えたと思いませんか??



でもそれは、パクリではなくて、市場ニーズとして「臨場感溢れる映像の価値が高まっていただけ」ですよね?



音楽もそれと一緒だと思っていて、時代情勢や文化の行き来のタイミングで「イケてると思うサウンドや手法」は似通って行くものだと思うんです。



私ちが日頃使っている製品やサービスだって同じ。




「コンパクトにモバイルPCを持ち運べるかつ、電話機能も搭載されてるプロダクトってめちゃめちゃ便利だよね?」という着想から、スマートフォンは誕生しました。


ファッション業界では、その年のトレンドファッションは存在しますし、トレンド乗ること前提で商品が作られています。



つまり、何が言いたいのかというと

時代によって、ベースと言われる部分はどんな世界にも存在するんやで??



いや、テクノロジーと音楽は違うから。



と、言いたくなる気持ちも分かります。

しかし、ことHIPHOPに関しては単純な音楽ではないので該当しません。


HIPHOPは、マイノリティーだった”アフリカ系アメリカ人”が資本主義に切り込む主張から始まり、そのカルチャーを発展させてきて、今は音楽に止まらず、エンタメ、アパレル、飲食、政治活動、商品開発まで幅広い価値を生んできました。


これらは時代によって発展してきたものであり、これからもそうあるべきなんですよ。


完全オリジナルで勝負しろ、なんて無理な話。

文化を発展させるには商業主義の意識が必要。なぜなら売れなければ誰にも届かないから。


よって、
HIPHOPは、自分よがりの曲を量産するアートではない。



サウンドやフロウはトレンドに乗せつつ、自己主張をラップとしてリリックに乗せるべき。



とはいえ、あくまでこれはボクの価値観です。

こういった議論ができることさえ、HIPHOPの醍醐味だと思ってますので😌



(2)世の中にはとてつもない数の楽曲がある


パクリ、と反応してしまう人に尋ねたいのが、「世の中にオリジナルソングがどれほどあるのか?」というところ。



J-POPだけで数百万曲(もっとあるかな…?)ぐらいあって、海外から輸入した曲を合わせると数千億曲でも収まらないかと…。

その中で、100%オリジナルソングと言える曲なんてありますか?



2-1:特にHIPHOPの場合は定義が難しい問題…



そもそもHIPHOPの場合、サンプリング(DJミックス)などをする文化があるので、ビートジャックサンプリングは当たり前、むしろ既存曲の間奏をループさせることから、ブレイクビーツは生まれてますし、既存曲を使うことは、HIPHOP的には表現の一つ


※ビートジャック:人のトラックを借りて自分の歌詞を乗せる手法
※サンプリング:他人の歌詞のフレーズやビートを一部切り取るなど、引用すること


正確に言えば、著作権に対する意識がセンシティブになってきた現代だからこそ、言われているだけです。

もともとHIPHOPというのは、アンダーグラウンドから発祥したこともあり、いままで表沙汰になってなかった。もしくは、市場規模が低い時代に許容されていたに過ぎません。



なので、HIPHOPを聴く人で、パクリと片付ける人は、もう少しHIPHOPという文化を知るべきです。



(3)曲の感じ方は人ぞれぞれ違う



結局の話「似てる、似てない」は結構は言ったもんがち。



ぶっちゃけ、発言する人の立場によっても、説得力が変わるので判断が難しいです…。



たとえば、HIPHOPを普段聴かない人がBADHOPをパクリと言っていたとしますよね。



そうすると、便乗して何人かのHIPHOP好きが賛同して、BADHOPをパクりと言うと思います。

そうなると同調圧力で「BADHOP=パクリ」の構図の出来がりです😌



でも反対に、USの大物ラッパーJAY-Zが「彼らは本物だぜ。是非一緒に曲を作りたいね。」と言うもんなら、

おそらくもうパクリと言う人はこの世からいなくなるはず(笑)



元も子もないようですが、同じビートで同じ歌詞を使わない限り、パクリとは決めつけらないのが事実。

ぶっちゃけ「意図的に真似した」場合と、「トレンドを追っていてテイストが近付いた」場合でも当事者以外は分からないことです。

特にHIPHOPをあまり聞かない人が聴くと、

そもそも知っている曲が少ないので、トレンドの曲はすべて同じ曲に聴こえてしまい、

この曲は、あれと似てるな。こっちの曲はこれとも似てる 。


のように、自分が知っている曲「すべてに当てはめること」をします。


でもそれって、平等な評価とは違いますよね?


音楽の難しいところって「一定のリテラシーを持って聴かないと理解することは難しい」というところだと思います。


結論:パクリと決定付けることなんて無理ゲーです



以上の理由から、パクリと決めつけることは難しいです。



なので、意図的にパクったわけではなく「似たテイストができてしまった」と、認識するのが良いでしょう。



繰り返しになりますが、
「そもそも、パクリの概念すらあるか分からないHIPHOPの世界」でそれを断言することは難しいので…。


なので「曲調が似ている=パクリ」とすぐさま反応してしまうのは、それは事実を知らず思考停止してしまうのと同じこと。

HIPHOPの正しい知識をつけて、楽しく音楽を聴くのが一番です♪( ´θ`)ノ


BADHOPガチ勢のぼくが、パクリと言われがちな曲をレビューしてみる!!



とはいえ、めっちゃ似てる曲があるのも事実じゃん。これらの曲に対してはどう思うの?


ぶっちゃけ、上記のように感じる方も中にはいると思います。



なので、ぼく目線ではございますが、改めてレビューさせて頂きました♪( ´θ`)ノ


Life style  vs For Me



▼BADHOP:Life style

▼For Me – Stuey Rock ft. Looni 



Kawasaki drift vs No limit



▼BADHOP:Kawasaki drift

▼G-Eazy – No Limit REMIX ft. A$AP Rocky, Cardi B, French Montana, Juicy J, Belly



Back Stage feat. Tiji Jojo vs Project Dreams



▼YZERR:Back Stage feat. Tiji Jojo

▼Marshmello x Roddy Ricch – Project Dreams



さっそくレビューしてみた!!


(1)life style vs For Me


公平に判断。


MIXテープ的なプロモーションでは??


フックに関してはほぼ一緒でして、フレーズもそのままです。

ビートジャックをベースにサンプリング的とも取れそうです。

プロモーション的な手法で考えると、そこまで敏感に反応しなくても良いと思います。

昔からUSラッパーも良くやりますし、50centもアルバム出す前に、各有名ラッパーのビートを抜き出してミクステ出しまくってプロモーションしてましたし、良くあることだと思っています。

日本だとKohhとかもやってましたよね。



「なら、クレジット(申請)出せよ」と思うかもですが、海外のアーティストに対しての場合、わざわざ申請を出すこともしない場合が多いです。

それがまるっきり同じトラックや歌詞を使っていたら勿論しますが、

今回の場合は「まったくビートを使っているわけでもないし」、「歌詞はオリジナル」、ただ「一部のフレーズが被っているだけ」なので、多分それだけで申請出していたら、あちら側も「え?」となると思います。





(2)Kawasaki Drift vs No Limit


MVの構成や演出はちょっと似てるかもです。

でも、サビや歌い回しは全然違いますよねw

No Limit自体が、大ヒットした曲なので多少のインスパイアは受けていると思いますが、直接曲に現れるほど、似通ってないと思います。



これを似てると言ってしまうのは、「HIPHOPの曲あまり知らない」と公言しているのと同じことかと。


(3)Back Stage feat. Tiji Jojo vs Project Dreams


サビの歌い回しは少し似ているかも。

それでもトラックのテンポは違うし、
歌詞もオリジナルなので、これをパクリと言われてしまうのはちょっと可哀想…。


この程度のサビがちょっと似ているだけの曲なんて、HIPHOP以外でもいくらでもあると思います。それをパクリと言うのは、ぶっちゃけ乱暴すぎ…。


結果的に日本のHIPHOPシーンに貢献したBADHOP



いくらパクリと言われても、
BADHOPが「日本ヒップホップシーンの底上げに貢献した」ことは事実です。



良くも悪くも本場のHIPHOPを知る機会を得られました😌



その証拠に、BADHOPを聴いてから洋楽の曲を検索して「g-eazy」や「Roddy rich」を初めて知った方も多いと思うんですよね。



彼らは世界的にはかなり有名なラッパーですが、日本人のHIPHOPを聴かない層には正直知られていません。



日本人って本当にHIPHOP聴かないんですよね~^^;

→ついでに言うと、BADHOPファンですら本場のHIPHOPは聴かない人もいます。



であれば、HIPHPOPシーンの入り口としてBADHOPから入って、最終的に本場のHIPHOPを知ることができれば、それはとても価値があることだったと思うんですよね。



その辺りまで戦略的に考えていたかどうかは謎ですが、いつもファンを驚かせるプロモーションを仕掛けているBADHOPならあながち有り得ない話ではなないかと…。



想像は膨らむばかりです😌

本場アメリカの超一流プロデューサーはBADHOPを認めている事実



すでにご存知の方も多いと思いますが、BADHOPは2019年夏、アメリカの有名プロデューサー達とコラボを行いEP「Lift off」を制作してます。




Apple Music直々のオファーにてシーンを代表する「メトロブーミン」「マイク・ウィル」「マスタード」ら蒼々たる超一流プロデューサーと仕事をしてその一部始終をApple Musicでドキュメンタリームービーとして公開しました。


▼この辺は、以下記事に一部まとめてますので興味のある方はどうぞ



本場の超一流プロデューサーと仕事できてしまっているので、
彼らからするとBADHOP批判やパクリ論争なんて、もはやノイズにしか聞こえないことかと。


もはやBADHOPが見ている世界はもっと上のステージだと思われますし、

本場のラッパーでもこのレベルのプロデューサーと一緒に仕事することなんて、ほとんどできません。

さいごに:BADHOPの歌詞は現実になる



BADHOPが何となく気に入らない人、パクリ疑惑がどうしても払拭できない人へ。



一度で良いので以下の曲を聴いてください😌





確かにUSのHIPHOPをメインに聴くと、日本語ラップって何となくしっくりこなくて受け入れられない気持ちも分かります。

現に僕自身、2、3年前まで同じだったので…。



でも、BADHOPの曲はラップだけではなく、そのリリック(歌詞)に本質があり、生き様に価値があります。

BADHOPの魅力

(1)経験したことを書きつづり、それを歌詞にする
(→壮絶な過去を過ごした彼らだから書ける痛々しいほどリアルな経験)


(2)繰り返し言い続ける「貧困・稼ぐ・仲間」のキーワード
(→自分たちのHIPHOPらしさにあくまで拘る)


(3)書いた歌詞が現実に変わる
(→HIPHOPを通して若い世代に夢を与える立場に)


「日本語でもTRAP MUSICができるんだ」とKOHHが証明したように、



BADHOPは「最新のビートに乗せて、本場のラッパーのような成り上がり方は日本人だってできる」と証明しようとしているのかなと思います😌

それでは記事は以上です。



最後までお読みいただきありがとうごいざいました🙇‍♂️

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Posted by kazuki