BADHOPをパクリと言ってしまう人→「HIPHOPに向いてないかも」

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出典:https://arigato-ipod.com/2019/11/apple-music-bad-hop-lift-off.html


こんにちは、KAZUKIです。



若干強めのタイトルでスミマセン🙇‍♂️



今回は、「BADHOPをパクリと言ってしまう人はHIPHOPに向いていない理由」について丁寧に解説します。

カッコいいとは思うけど何か認めたくない人
・BADHOPって海外のパクリでしょ??
・そもそも日本語ラップってどうなの、悪いけど聴いてないわ~。


本日の想定読者はこんな方です。



結局のところ、曲を聴いてどう思うかはその人次第、相手の価値観を変えることは正直無理ゲーです。



でも、この記事を読んで「実は知らなかったBADHOPの活動方針や魅力」が少しでも伝わればネガティブなイメージが払拭されるかと思うので気持ちを込めて書きます~。



BADHOPファンは勿論、最近BADHOPに興味を持った方もぜひ最後まで記事をご覧ください。



それでは早速はじめます~。

BADHOPとは?

出典:https://twitter.com/badhop_official


知らない方のために。

以下、ウィキペディアからです。



BAD HOP(バッド・ホップ)は、神奈川県川崎市川崎区出身の8MCによるヒップホップグループ。ユニット名は野球用語のイレギュラーバウンドに基づいた、地元で開催されたイベント名に由来する。

wikipediaから引用



注目すべきところはメンバーのほとんどが保育園からの幼馴染で結成されたこと。



そして、レコード会社や芸能事務所に所属していないセルフプロデュース集団ということですかね😌



そのため、アルバムの音源制作からLIVEでの映像や照明、DVDの販売など全て彼らのチームでおこないます。



結成からわずか3年で全国ツアーを開催。



その後、「日本武道館での単独ライブを成功」、2020年3月には「横浜アリーナでの無観客ライブをyoutubeで無料配信」するなど今最も人気があり話題性があるHIPHOPグループなんですね。



さっそく本題:BADHOPって海外のパクリなの??


ぼくは、以下の結論にたどり着きました。



「確かに似てる曲はあるけれど、意図的にパクった訳ではないと思う」



その理由は以下の通りです😌

パクってないと思われる理由

(1)BADHOPは最新トレンドを追っている

(2)世の中にはとてつもない数の楽曲がある

(3)曲の感じ方は人ぞれぞれ違う



(1)BADHOPは最新トレンドを追っている


BADHOPファンはご存知だと思いますが、メンバー全員が本場アメリカのHIPHOPが大好きなHIPHOPヘッズなんです。



本番アメリカの曲を聴き漁るのはラッパーとして当然かもですが、そこでもBADHOPは一味違うんですよね。



その理由として、

まだHIPHOPシーンに取り上げられてない「駆け出しのアーティスト」だって知っている

(とにかく詳しい)


以前、BADHOPがネットラジオの番組「リバトーク」をやっていた頃に、最近気になっている若手アーティストを取り上げるコーナーがありました😌

その時にまだyoutubeで再生回数が1万回も超えてなかった、

若手ラッパーの、LIL PUMP6ix9ineらを紹介していて、メンバーたちも「よく聴くよ、イケてるよね。」と普通に話題にしていました。

僕自身、最新のHIPHOPは割と聴く方ではありますが、

当時は「リル パンプ?なにそれ。」って感じで全然知らなかったのを覚えています。

その後、瞬く間にLIL PUMPや6ix9ineが一気にビルボードランキング上位を独占して一気にスターダムに駆け上がるんですよ。



最初に見た時はなんか聴いたことある名前だな「リル・パンプ」なんて思ってたらやはりBADHOPからの情報だったなと。



本当に先見の明がありますよね。



HIPHOPが好きで日頃から研究してるからこそ、トレンドをキャッチするのが早いのかな~😌



なので、たくさんの曲を制作していれば多少なりともインスパイアを受けてしまう曲が出来上がるのは仕方ないかと思います。



ちょっと例えが微妙かもですが、

「映画アバター」が流行りだした頃に3Dメガネを掛けて映画を観る機会増えたと思いませんか??



でもそれってパクリではなくて、市場ニーズとして「臨場感溢れる映像の価値が高まっていただけ」だと思うんですよね。



音楽もそれと一緒だと思っていて、

時代情勢や文化の行き来のタイミングで「イケてると思うサウンドや手法」は似通って行くものだと思うんです。



なので、ひとくくりにパクリと決めつけてしまうのはちょっと違うかなと思うんですよね。

(2)世の中にはとてつもない数の楽曲がある


パクリに異常に反応してしまう人に尋ねたいのが「今の世の中にオリジナルソングがどれほどあるのか?」と言うところ。



j-popだけでおそらく数千万曲(もっとあるかな?)ぐらいあって、

海外から輸入した曲を合わせると数億曲程度じゃ収まらないんじゃないですかね…。



その中で、完全オリジナルソングと言い切れる曲なんてありますかね?



特にHIPHOPの場合、サンプリング(DJ)文化を取り入れる側面を持っているので、

ビートジャックやサンプリングは当たり前、むしろ過去のビートをアップデートしたりするのは、もはや魅せ方の一つなんですよね😌



なので、それをパクリで片付けてしまうのは思考停止ですよね。



結構パクリパクリ言う人多いですが、HIPHOPを本当に聴いているのか?と疑ってしまいます。



(3)曲の感じ方は人ぞれぞれ違う



そもそも感性は人それぞれ違う問題😌



「似てる、似てないって」結構は言ったもんがちなんですよね。



それから、発言する人の立場によっても説得力が変わるので正直判断が難しい…。



例えばですが、HIPHOPを普段聴かない人がBADHOPをパクリと言っていたとします。



そうすると、多分ですが便乗して何人かのHIPHOP好きが賛同してパクリ論争が始まります。



反対に、USの大物ラッパーJAY-Zが「彼らは本物だぜ。是非一緒に曲を作りたいね。」と言うもんなら、

おそらくもうパクリと言う人はこの世からいなくなると思います(笑)



むしろJAY-Zが言ってしまったらUSのラッパー全員が認めざる得ないので。



元も子もないようですが、同じビートで同じ歌詞を使わない限り、パクリとは決めつけらないのが事実です。



同調圧力もあるので日本だと余計かもしれないですね…。

結論:パクリと決定付けることなんて無理ゲーです



以上の理由からパクリと決めつけることはできません。



なので意図的にパクったわけではなく「似たテイストができてしまった」が正しいかと。



そもそも、パクリの概念すらあるか分からないHIPHOPの世界でそれを決めるのは難しいです。


なので「曲調が似ている=パクリ」とすぐさま反応してしまうのはHIPHOPを聞いていない人、またHIPHOPを聴くのに向いてないと思うんですよね。。



BADHOPの曲でパクリ疑惑があるのは特にこの辺り



Life style  vs For Me



▼BADHOP:Life style

▼For Me – Stuey Rock ft. Looni 



Kawasaki drift vs No limit



▼BADHOP:Kawasaki drift

▼G-Eazy – No Limit REMIX ft. A$AP Rocky, Cardi B, French Montana, Juicy J, Belly



Back Stage feat. Tiji Jojo vs Project Dreams



▼YZERR:Back Stage feat. Tiji Jojo

▼Marshmello x Roddy Ricch – Project Dreams



個人的にレビューしてみました


(1)life style


「For me」と歌い回しは確かに似てますね。

若干インスパイア受けてる感は否めませんが、
オートチューンが現在のHIPHOPシーンで主流な以上、メロディラインを聴いて歌い回しを寄せてしまうのは当然のことかと。



(2)Kawasaki drift



PVなどの演出は確かに似ていますが、歌い回しは似てないですね…。

no limitが爆発的にヒットした楽曲なのでインスパイア受けたことは間違いないですがパクリとは言えないです。

(この程度の類似曲は本場アメリカにも腐るほどあります。)

(3)Back Stage feat. Tiji Jojo



うーん、歌い回しは結構近い部分ありますね~。



でもパクリとまではいかないかなと。



小節のテンポも違うし、歌詞はオリジナルなのでこれでパクリと言われてしまうのはちょっと可哀想。

結果的に日本のHIPHOPシーンに貢献したBADHOP



いくらパクリと言われても、BADHOPが日本ヒップホップシーンの底上げに貢献したのは事実です。



良くも悪くも本場のHIPHOPを知る機会を得られました😌



その証拠に、BADHOPを聴いてから洋楽の曲を検索して「g-eazy」や「Roddy rich」を初めて知った方も多いと思います。



彼らは世界的には大注目なラッパーですが、日本人のHIPHOPを聴かない層には正直知られていませんよね。



そうゆう意味では日本人って本当にHIPHOP聴かないんですよね~^^;

→ついでに言うと、BADHOPファンですら本場のHIPHOPは聴かない人もいます。



であれば、シーンの入り口として日本のBADHOPから入って、

最終的に本場のHIPHOPを知ることで日本のHIPHOPリテラシー底上げできれば、それはとても価値があることだったと思うんですよね。



その辺りまで戦略的に考えていたかどうかは謎ですが、

いつもファンを驚かせるプロモーションを仕掛けているBADHOPならあながち有り得ない話ではなないかと…。



なんて、想像は膨らむばかりです😌

本場アメリカの超一流プロデューサーはBADHOPを認めている事実



すでにご存知の方も多いと思いますが、BADHOPは2019年夏、アメリカの有名プロデューサー達とコラボを行いEP「Lift off」を制作してます。




Apple Music直々のオファーにてシーンを代表する「メトロブーミン」「マイク・ウィル」「マスタード」ら蒼々たる超一流プロデューサーと仕事をしてその一部始終をApple Musicでドキュメンタリームービーとして公開しました。


▼この辺は、以下記事に一部まとめてますので興味のある方はどうぞ



本場の超一流プロデューサーと仕事できてしまっているので、彼らからすると日本で聞こえるノイズなんてどうでも良いことなのかもしれません😌



本場のラッパーでも普通はこのレベルのプロデューサーと一緒に曲なんて作れませんから…。

さいごに:BADHOPの歌詞は現実になる



BADHOPが何となく気に入らない人、パクリ疑惑がどうしても払拭できない人へ。



一度で良いので以下の曲を聴いてください😌





確かにUSのHIPHOPをメインに聴くと、日本語ラップって何となくしっくりこなくて受け入れられない気持ちも分かります。

現に僕自身、2、3年前まで同じだったので…。



でも、BADHOPの曲はラップだけではなく、そのリリック(歌詞)に本質があり、生き様に価値があります。

BADHOPの魅力

(1)経験したことを書きつづり、それを歌詞にする
(→壮絶な過去を過ごした彼らだから書ける痛々しいほどリアルな経験)


(2)繰り返し言い続ける「貧困・稼ぐ・仲間」のキーワード
(→自分たちのHIPHOPらしさにあくまで拘る)


(3)書いた歌詞が現実に変わる
(→HIPHOPを通して若い世代に夢を与える立場に)


「日本語でもTRAP MUSICができるんだ」とKOHHが証明したように、



BADHOPは「最新のビートに乗せて、本場のラッパーのような成り上がり方は日本人だってできる」と証明しようとしているのかなと思います😌



それでは記事は以上です。



最後までお読みいただきありがとうごいざいました🙇‍♂️

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Posted by kazuki