
こんにちは、カズキです。
今回はWebディレクターアシスタント駆け出しの方、
もしくはこれからアシスタント業務をスタートする方向けの記事です😌

・新米アシスタントディレクター
アシスタント業務って具体的に何をするの?
一人前のディレクターになるにはどのぐらいの期間が必要?
この辺りの疑問にお答えします。
この記事を書く僕は、Webディレクター歴4年目。
26歳の頃、異業種からWeb業界へ飛び込みまして、現在30歳のアラサーです。
業界に飛び込んでから、一年半のアシスタント期間を経てWebディレクターとして、制作会社→広告代理店→事業会社とほぼ全ての現場でのWebディレクションを経験。
そのため、一定の信頼性は保証できる内容になっているかと思います。
→5分程度で読める記事なので、ぜひ最後までお付き合いください。
Webディレクターのアシスタントってどんな仕事?【現役ディレクターが解説します】

アシスタントディレクターの仕事を一言でいえば、Webディレクターの補佐役です。
Webディレクターの仕事内容を知りたい人は、Webディレクターってどんな仕事するの??【現役Webディレクターが分かりやすく解説!】にて解説してますのでご参照ください。
さて、Webディレクターの補佐役とはなんぞや。という感じかと思いますので解説すると、
具体的には以下のような仕事をします😌
(1)「打ち合わせのセッティング」→「打ち合わせ同行」→「議事録の作成」
(2)資料の修正・印刷物のコピーなど
(3)ワイヤーフレームの作成(主に下層ページを担当)
(4)デザインチェック・テストページの動作確認
(5)CMS管理画面から記事の流し込み
(1)「打ち合わせのセッティング」→「打ち合わせ同行」→「議事録の作成」
Webディレクターはプロジェクト開始から完了までの間、必要に応じて打ち合わせを行います。
その時、参加者全員のスケジュールを調整して、打ち合わせのセッティングを行うのはアシスタントディレクターの仕事。
それから、打ち合わせ時にはディレクターのサポートに回って発言したり、打ち合わせした議事録の作成も担当します。
そのため、アシスタントと言えどプロジェクトの全体理解は必須、それから自主的に行動できる柔軟さも求められるポジションといえます。
(2)資料修正・印刷物のコピー
打ち合わせに必要な資料の修正や、印刷もアシスタントディレクターの担当です。
資料を作るのは基本的にディレクターです。
ですが、打ち合わせ中に変更があったものや、クライアントから修正が入った部分はアシスタントディレクターが対応をおこない、
次回の打ち合わせ時に間に合わせるよう準備したりもします。
この辺りは一般の事務職と似ていますね、基本的な資料作成ツール(power pointなど)が扱えれば問題なし。
(3)ワイヤーフレームの作成(主に下層ページを担当)
ワイヤーフレームはサイトの画面設計図のようなものです。
建築で言うところの建築図面みたいなイメージですね。
TOPページのワイヤーフレームはディレクターが担当しますが、
下層ページ(主にTOPページ配下に格納されるページ)はアシスタントディレクターがTOPページの構成を元に作成することになります。
そこで求められるのは「TOPページで持っている情報や条件を隈なく下層ページにも反映させること」、また「TOPページから流入して来たユーザーが戸惑わないようしっかりナビゲーションした画面が作れるか」
このあたりがポイントになってきます。
Webディレクターにチェックしてもらいつつ作成できるので、この作業はある意味アシスタントディレクターとしては実戦に近い学びがあると思います😌
(4)デザインチェック・テストページの動作確認
制作が終盤になると、アシスタントディレクターも「デザインチェック」や「テストページの動作確認」をディレクターと共に行います。
アシスタントにまるっと任せてしまうディレクターが多いので、
抜け漏れが無いよう「OSごとの動作チェック」や「ブラウザごとの表示チェック」をしっかりと行う必要があります。
報告書を提出する必場合は、デバッグシートなどを作成してディレクターに報告して完了です。
(5)CMS管理画面から記事の流し込み
サイト制作の規模によってここの作業が発生しない場合もありますが、
CMSを使ったサイト制作の場合、下層ページの流し込みはディレクター及びアシスタントで対応する場合もあります。
▼CMSって何って方はこちらのサイトをどうぞ
こちらは仕上げの作業となるので大きなミスは起きにくい部分ではありますが、
単純作業の上、テキスト違いや画像入力ミスなど起きると大変なので慎重に作業を行う必要があります😌
机の上で勉強しなくても、実践で学べばオッケイです

上記にアシスタントディレクターの役割を説明しました。
こうゆうのを聞くと、ワイヤーフレームの作り方を勉強しよう。とか、
サイト制作のディレクションを学ばなければ、とか思う人いるかもですが、実際にアシスタントディレクターになれば実践で学ぶことになるので不要ですよ。
まったく無駄ではないかもですが、そもそもプロジェクトによって訴求するコンテンツや、デザインは変わってくるので、生きた経験にはなりづらいかもです…。
反対にパワーポイントでの資料作りに慣れるために操作を復習しておくとか、エクセルの関数を勉強するとかなら、アシスタント業務の効率化にもなるのでいいかもですね♪( ´θ`)ノ
それでも、全体の流れなどは知っておきたいという人
熱心な勉強家さんですね、スバラシイ。
そんなモチベーションが高い方は、以下の記事でも読んで全体理解しておくと、ディレクション経験が肌感として得られるかもです🙇♂️
アシスタントディレクターに求められるのは細かい気配りと丁寧なアウトプット

まとめると、アシスタントディレクターに求められるのはディレクターの仕事量を減らしてあげること。
そのためには細かい気配りや丁寧なアウトプットは必須です。
ぶっちゃけ、始めからテクニカルなビジネススキルなんて求めてません。
技術者上がりのアシスタントディレクターとかなら分かりますが、
未経験からアシスタントディレクターになったのであれば分からないことがあって当然。
むしろ分からないことをそのままにしないで「分かるまでディレクターに聞く」、「納得できないことがしつこく聞いて、その瞬間に解決できるようにする」
このような姿勢で仕事に取り組むことが大事です。
Webディレクターに昇格するまでの期間は?

経験から、最短半年、長くて2年ぐらいですね♪( ´θ`)ノ
平均1年ぐらいはかかっている印象
ちなみに僕の場合ですと、ベンチャー企業でいろいろ挑戦させてもらえる環境だったこともあり、入社半年後には、一人で大きめなリニューアル案件(Webサイト制作)を担当してました。
そういった意味では、半年でアシスタント業務は卒業したかも。
ただ、名刺の肩書きがWebディレクターに更新されたのが、入社一年めぐらいだったので、正式にディレクターになったのはそのぐらいの時ですね。
その辺りは、会社によっても、定義が異なるっぽいですね。
なかなかディレクターに昇格できない場合は…
完全にアシスタントの仕事内容を超えているのに、肩書はアシスタントだったりすることもあるので昇格タイミングは会社によってまちまちです。
給与もアシスタントとWebディレクターだと結構変わるので、
確実にこれアシスタント業務の範囲超えてるでしょ、、と思ったタイミングで上司に掛け合っても良いかもしれません😌
さいごに:Webディレクターは将来性のある仕事です

これからWebディレクターを目指す方へ口酸っぱく伝えたいのが、Webディレクターって希望しか無いです。
AIの発達で仕事が奪われて行く昨今、Web業界も他人事ではありません。
すでにインターネット広告では運用の自動化や広告生成までもがAIで可能になっています。
つまり、今まで人間が手動でやっていた作業は消滅していきます。(とゆうかすでにされてます)
でも、Webディレクターは生き残ります
Webディレクターの仕事って人と人のコミュニケーションを結ぶことに本質があります。
クライアントの要望と制作チームへの指示だしを通して高いアウトプットを出す。
この辺りの作業って人間同士のコミュニケーションや感情があって初めて成り立ちます。
なぜならクライアントも制作チームも正しい答えを知らないから。
正直、やってみないと分かりません。
サイトは作ってみなければ、高いパフォーマンスを出せると言える保障ってないんですよね。
なので、コミュニケーションを通してお互いの落とし所を見つける必要があり、改善案をともに模索し続けることが大事です。
ここってコミュニケーションや感情がキーになるので、ロボットには代用できませんよね😌
まさに人間臭いディレクターにもってこいのポジションです。
Web業界に飛び込みましょう

まだまだWeb業界は人不足です。
ぜひ興味のある方はこの機会にWebディレクターを目指してください。
それでは記事は以上です😌
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