
こんにちは、カズキです。
今回はベンチャー企業にあるあるな「10」のこと、といったテーマで記事を進めてまいります。
ベンチャー企業への内定が決まった。
入社前に「実際のベンチャー企業がどんな感じなのか知りたいな…。」
ベンチャー企業に興味を持っているけど、どんな感じかイマイチ分からない…。「ベンチャー会社を選ぶ際の参考にできたらな…。
こんな疑問にお答えします。
この記事を書くぼくは、現在Web業界で働く31歳。
そんなぼくは、26歳の頃、中途採用でWebベンチャー企業へ入社しました。
そこで約2年ほど働いて、その後、総合広告代理店やメディア事業会社へ転職をして、現在独立してフリーランスになったという経緯があります。
中でもベンチャー企業で働いた2年が特に濃い時間を過ごすことができたため、個人的には一番スキルを伸ばせたタイミングかなと思っています。
そのため、一定の信頼性は保証できるかと思います。
まず、本題に入る前に

「そもそも、ベンチャー企業ってなんぞや?」って方へ。
ベンチャー企業ってなに??

ベンチャー企業は「新しい事業」や「新規サービス」を育てている会社。
日本では、特に2000年以降のITバブルから「インターネットを活用して立ち上がった事業」を指す場合が多いですね。
ベンチャー企業の特徴として、現在は財政的に厳しいけど「将来的に大きく化ける可能性がある会社として」ベンチャーキャピタル(VC)から援助を受けてる会社だということ。
そのため働く人も大企業のネームバリューではなくて、「会社のビジョン」や「やりがいに共感する人」が集まる傾向にあります。
ベンチャー企業であるあるな「10」のこと

(1)熱血上司がいる

とにかく仕事への「熱量が高い人」が多い。
ベンチャー企業は創業して間もないところがほとんど。
そのため、立ち上げメンバーや以前からビジネスで協力していた人たちが集結した場合が多いです。
そうなると、仕事への熱量は自然と上がるはず。
みたいな、松岡修造みたいな人が多いこと×2。
それについて行ける熱量は必要ですね♪( ´θ`)ノ
(2)短時間で圧倒的な成長が期待できる

同じ一年間でも、大企業とベンチャー企業とでは「成長スピードがケタ違い」です。
大企業はとにかく人が多いので、個人でやる仕事も分業されがち。
反対にベンチャー企業では個人に任される裁量が多いです。
例えばインターネット企業だったら、
など、大企業がチーム全体でやることを、ベンチャー企業は一人でこなすことも。
そうなれば、おのずと成長スピードが上がるのは当然ですね。
その姿はドラゴンボールなら
「精神と時の部屋から出てきた悟空と悟飯」、ワンピースなら「レイリーの元で修行したルフィ」、
「オーナーゼフと無人島で過ごしたサンジ」のようなものです。
乗り越えたあとは、ひと回り成長すること間違いなし♪( ´θ`)ノ
(3)収入アップが早い!

なんといっても、ベンチャー企業は収入が上がりやすい。
理由は、仕事量も去ることながらやはり「少人数で回している組織形態だから」でしょう。
その分、成果が出た際のリターンは大きいです♪( ´θ`)ノ
同じスキルでも「大企業で成果を上げた場合」と「ベンチャー企業で成果を上げた場合」では全然違います。
金額にして「数倍になることさえあり得る」のがベンチャー企業ですね。
そのため、収入アップをモチベーションにして、ベンチャー企業へ転職する人も多いです😌
(4)オフィスが小さい…というかマンションじゃん!!

これは実体験です。
そもそもベンチャー企業だと「初期投資でかけられるお金」は限られます。
経費は必要最低限に抑えること常識ですし、そうなると会社規模によっては、マンションタイプのオフィスになることも。
男なら「同じ釜の飯を食う」みたいで距離が近くなるかもですが、女性の場合、トイレも一緒になるので正直微妙なところ…。
化粧直しだって、しづらいでしょうし。
就業後に、合コンなんて控えていたら…、それは死活問題。
求人サイトでも「あえてマンションタイプということ」を載せる会社は無いので、気になる方は、会社の住所を「グーグルストリートビュー」等で検索して事前にチェックすると失敗しないですよ。
(5)出社したけど、オフィスの鍵が閉まっていて入れない!!

と思うかもですが、これも実体験。
そもそも、ベンチャー企業だと「フレックスタイム制の働き方をしている人も多め」なので、午前中は出社する人が少ない可能性も。
もしくは就業後もガッツリ働いていたり、会食でおそくまで飲んでいる人も多いので、朝は弱めなんですよね…。
そうなると先輩が出社するまで、近くのカフェで作業する場合も。
僕の場合は、駅チカのスタバに避難してました。(もちろんカフェ代は請求可能でした😌)
(6)平日はプライベートを捨てたも同然

とにかく、ベンチャー企業は忙しい。
個人に任される仕事量も多いですし、「会社を成長させるために」と割と無茶なスケジュールでも仕事を取らなければいけないので。
そうなると残業はデフォルトになってくるし「アフター6」を楽しみたい人はキツいかもですね…。
「ベンチャー企業はどこも忙しいもの」…、と一筋に断定できないかもですが、
少なくとも僕が在籍していた会社はいつも忙しかった記憶がありますね😌
ぶっちゃけ当たり前のことではありますが、会社の成長を「自分事のようにとらえてくれる人」の方が会社的には嬉しいに決まってます。
それから「目標に向かってこの一年はガムシャラに頑張ろう」と、
ふり切っている人の方が結果活躍するんですよね♪( ´θ`)ノ
なので、ベンチャー企業に入るなら一定の覚悟はして入るべきかもしれません。
(7)営業先では普通に話を盛る→「ベンチャーではお約束です!」

綺麗ごとを言っても、仕事は取れません…。
誰も「社員が5名しかいない会社」に仕事を頼もうと思いませんよね?
それに「会社がマンションタイプだ」なんてわざわざ報告する必要ないです。
そうすると客先で、
→本当は部署などないし、社員は自分を含めて5人だけ
→VRなんて知らないけど、これから勉強すれば良いよね
このように話を盛ることは日常茶飯事なんですよね。
ベンチャー企業だと結構あるあるで「一種のハッタリ力」は必要スキルです。
ホリエモンのこんな話があります。
オンザエッジ設立当初はホームページ作成の知識などなかったそうです。
ただホリエモンは決してできないとは言わず、「ああ、ちょっと作ってみますね」といって仕事を受けてから、帰りに本屋に寄って「ホームページの作り方」の本を買って、勉強してたらしいですw
サイバーエージェントの藤田社長も、創業当時はインターネット広告のビジネスモデルなど知らないにも関わらず、「とりあえず受注してからシステムを作れるか調べた」といいます。
今はどんなに大きな会社を経営していても、創業当時は誰でも必死です。
(8)公私ともに付き合える一生の仲間ができる

ベンチャー企業は、良い意味で社員同士の距離が近くて、上下関係もあまりないです。
たとえば、社長が新入社員を気軽にランチに誘ってくれたり、
飲みに連れて行ってくれたりする関係って、普通の会社だとなかなかあり得ない距離感ですよね。
大手企業だったら、そもそも社長と話す機会なんてないかも🙇♂️
それからベンチャー企業だと、仕事上、役員クラスの人間や社長とも一緒に仕事をすることも。
これって結構すごい経験ですよ。
それだけ近い距離だからこそ「なんとか目標を達成できた時の感動」はベンチャー企業じゃないと味わえません♪( ´θ`)ノ
たとえ会社を退職することになっても、今後も仕事で付き合えるので、まさに一生の仲間。
(9)個性的な人がとにかく多い

ベンチャー企業に入る人って、正直ちょっと変わってます。
だって普通だったら、ある程度ネームバリューがある会社や、福利厚生がしっかりしている会社を選びます。
それでもベンチャー企業を選ぶなら、何かしららぶっ飛んでいるはず。(完全に偏見ですが)
僕の経験上、そうゆう人は「挑戦できる環境や、独立志向を高められる場所」を求めているケースが多いのかな~と。
そうなってくると、当然、保守的な人はいなくて、いつも挑戦的で目的に向かってギラギラしている人が集まるのも納得。
(10)横の繋がりが増える

最後に、ベンチャー企業は人脈が広がりやすいです。
というのも、会社を立ち上げて間もないケースが多いです。
なので最初の方は、自社だけで完結できる仕事は少なく、
「パートナー企業や外部の業者に協力を仰ぐことも多い」です。
一緒に仕事をやり遂げたパートナーってやはり特別で、また仕事を頼むこともあれば、逆に仕事を頼まれる機会も自然と増えるんですよね。
そうやってどんどん仕事の幅を広げていくうちに、知り合いが知り合いを呼び、どんどん拡大します。
それは、たとえ仕事を辞めた後も付き合える「信頼できる仲間」です。
ベンチャー企業では、そういう関係性が生まれやすいんですよね。
おわり

以上、ベンチャー企業にあるあるな「10」のことでした。
上記が全てではありませんが、どうかベンチャー企業選びの参考にしてもらえればと思います♪( ´θ`)ノ
大手企業でもベンチャー企業でも「良い所・悪い所」はあって当然です。
メリット・デメリットをトレードオフしてみて、自分に合った環境を選びましょう。
それでは記事は以上です。