
こんにちは、カズキです。
定時制ってどんな感じ??実際にあまり知らない…。
何か過去のエピソードとかあれば、教えて欲しいな…。
このような疑問にお答えします。
今回は「定時制高校であるあるな「10」のこと」というテーマですが、最初に謝ります🙇♂️
理由としまして、本記事を読むことで少なからず「定時制高校へネガティブなイメージ」を持つかたもいらっしゃるかと思うので。
中には、進学を辞めてしまう人もいるかも。
ただ、嘘をついても仕方ないので、ありのまま真摯に書きました。
定時制高校に通ったことのある僕の経験を元に、少しでもリアルな現状を伝えられればと思います。
動画で手っ取り早く知りたい、という方は以下をどうぞ🙇♂️
定時制高校であるあるな「10」のこと【実体験です】

それでは、さっそく参りましょう。
その(1):ジャージ、スウェット率が異常に高い

嘘だと思ったら、試しに入学を。笑
というのは冗談ですが、実際に入学してみると、ジャージやスウェット、もしくはその組み合わせの多さに驚くはずです。
定時制高校は、全日制高校と違って制服着用義務がありません。
すると、私服のレパートリーが少ない高校生の場合、自然とこの組み合わせになっていきますw
最初は気合い入れてお洒落するけど、半年もすればアディダスジャージの仲間入りなんですね・・(笑)
その(2):バイク通学は割と普通です

地区にもよりますが、僕が通ってた学校だと生徒の3割はバイク通学だったと思う。(※ちなみに僕も当時はバイク通学でした)
普通の高校生からすると驚きますが、自転車置き場にビックスクーターとか単車が並んでるんですよね。
そうでもなくて、真面目な子でも原付で通ってたりするんですよね。
昼間働いてお金持ってる学生も多いですし、社会人も普通にいるので自然とそうなるんですよね。
なんというか、良い意味で大学に近いラフさです。
その(3):クラスメイトに一人は老人がいる

クラスに一人は、ジブリで昔話をしてくれそうな老人がいるんですよね…。
最低でも、学年に2人はいるかと。
中学卒業してすぐ社会に出たけど、仕事や子育てが落ち着いて「また、高校の勉強がしたくなった」と戻ってきた人たちですね。
僕のクラスにもいましたが、筆箱忘れるとシャーペン貸してくれたりして、優しかったです。
その(4):体育の授業はナイターです

定時制の授業時間は、17:00-21:00ぐらいなので、外は真っ暗です。
そうすると「体育はどうなるの…?」って感じですが、
普通に実地しまして、グランドの場合ナイター照明が付きます。
学校にもよりますが、僕のいた学校ではテニスやサッカーなど外での球技系は、基本ナイターでやってました♪( ´θ`)ノ
夜の学校ということだけでも驚くのに、夜の体育とか衝撃ですよね…。
その(5):授業中に「携帯を隠す」という概念がない

これは学校にもよるので一概に言えませんが、僕のいた定時制では、机の上で携帯をポチポチしててもOKでした。
普通の高校なら取り上げられて注意されますよね。
その点、定時制高校の場合、周りに迷惑をかけなければ基本的にOKのスタンスです。
先生の中にも、熱血先生みたいな人もいるんですが、注意されたことはないですね。
恐らくですが、
こんな感じで、ある程度黙認されていると思います。
例えるなら、車の教習所の学科みたいな感じですかね。
授業聞くも聞かないも、自分の責任なので任せるみたいな…。
その(6):タバコとか校内で普通に吸える(勝手に)

これは褒められたことでは無いのですが、定時制ではあるある。
普通に、校内で喫煙できちゃうんですよね。(もちろん勝手にです…)
僕のいた定時制では、「自転車置き場=喫煙所」でした。
授業が終わればみんなで教室の外に行って一服…。
真っ暗な自転車置き場で、タバコの火だけが点々としている様子はカオスです。
表向きは当然NGですが、成人している生徒も多いので、先生は黙認です。
その(7):定時制の場合、「給食=ディナー」です

あまり知られていませんが、定時制高校も給食あるんですよね。
だいたい授業が始まる前の「16:30-17:00」ぐらいまでに給食を取って、そのあと授
業を受ける感じなんですが。
僕も昼間働いてから学校へ行って、すぐにご飯食べれるのがめっちゃ嬉しかったのを覚えています。
もはや、普通の夕食(ディナー)ですよね♪( ´θ`)ノ
その(8):イベントの出席率の低さは異常

文化祭や体育祭など、およそ普通の高校であるイベントもあるんですが出席率は低いですね。
大体が土日の開催となるのでぶっちゃけ当然かもですが、参加している人はかなり稀です。
その(9):修学旅行は、ただの自由旅行です

全日制高校と違い、団体行動はほぼありません。
1日一回、記念撮影のために集まる以外、自由です♪( ´θ`)ノ
なので、社会人の人とかは普通に昼までホテルでゆっくりして、記念撮影が終わったら繁華街でビール飲むみたいな、まるでサラリーマンのオフを見てるよう(笑)
社員旅行より、ゆる~いです。
その(10):別れが寂しい

定時制は、特に人の入れ替わりが激しいです。
入学時にいた生徒の半分は半年で辞めるし、編入組だって学年が一つ上がる度にクラスの3分の1はいなくなってしまいます。
そうなると卒業するとき、最初からいた人なんてほとんどいないんですよね。
色々な理由があるので仕方ないことかもしれませんが、別れというのは寂しいものです。
結論:定時制はフラットで自由→【でも、油断すると我慢できない人間になりやすい】

定時制高校は、良い意味でも悪い意味でも自由です。
校則や個人を縛る規則も、ほぼないです。
服装や見た目も自由、授業をキチンと受けるのも、片手間に受けるのでも誰にも強制されませんし、個人の自由です。
それ自体は悪いことではないですし、個性を伸ばすためには必要とも言えますよね。
でも一方、自己管理ができなければ、やがて人に流されて楽な道へ進んでしまう「我慢ができない人間」になりやすいと思う。
過去の自分を思い返してもそうですが、ぶっちゃけ10代の頃なんて、自分に甘いのが普通なんですよね…。
自由な環境で生き抜くコツ→【それは指針を持つことです】

何も考えずにゆる~く過ごせば、それなりの未来しか待っていません。
・卒業後、やりたい事も目標が決まってない
・高校時代に何も積み上げていない
・自分自身のこともあまり知れていない
このようにならないためにも、思考停止して日々を過ごすのはやめましょう。
常に目標意識を強く持って、自分はこの先どうしたいのか、どんな仕事をしてどんな生活を送りたいのか、
自分なりの指針(向かうべき未来)を見つけ出すことが大事です。
そして、その延長線上で「定時制高校へ行く」と決断したなら、選択として間違っていないと思う。
そのことをぜひ、これから定時制高校へ行こうと思っている人に伝えたいですね♪( ´θ`)ノ
