
こんにちは、カズキです。

BADHOPのYZERR(ワイザー)ってどんな人物??
メンバー内での役割とかあったら、いろいろ教えて欲しいな…。
このような疑問にお答えします。
※本記事はBADHOPガチ勢である僕が、「ネットとマスメディアの情報」を駆使しつつ、独自の解釈でまとめた記事です。
近頃、BADHOPに興味を持ち始めた方はぜひご覧ください♪( ´θ`)ノ
この記事を書く僕は、10代の頃ヒップホップにハマった、アラサーです。
キッカケは、高校生の頃聴いた、T.I.の「What ever you like」でして、
MVを観た瞬間、冗談抜きで、全身の毛穴が開きました!!
「おお、、ヒップホップってゴリゴリのラップだけじゃないんだ…。
こんな歌うような曲もあるんだな…。ヤバい、カッコイイ!!」
当時J-POPしか聴いてなかった僕は、T.I.のフローに衝撃を受けたんですよね。
以降シーンで活躍していたYoung jejey、Gucci mainなどを皮切りに、
90年代~2000年代のラッパーもディグリつつ、現在はTRAP、ブルックリンドリルなどのメインストリーム系の音を中心にチェックしてます。
そのため、一定のヒップホップリテラシーは保証できる内容だとは思います。
※YoutubeでもBADHOPについて発信してます。箸休めにどうぞ😌
Youtubeの宣伝を終えたところで本題です🙇♂️
BADHOPのYZERR(ワイザー)ってどんな人物??→【徹底的に調べてみた】

それでは、早速まいります。
そもそも、BADHOPとはなんぞや??

以下、ウィキペディアから引用。
BADHOP(バッド・ホップ)は、神奈川県川崎市川崎区出身の8MCによるヒップホップグループ。
ユニット名は野球用語のイレギュラーバウンドに基づいた、地元で開催されたイベント名に由来する。
Wikipediaから引用
知らない方のために少し説明すると、
メンバーのほとんどが保育園からの幼馴染でして、もともと川崎の不良から結成されたギャンググループ出身ですね。
過去、事件を起こして少年院送致されたメンバーもいまして、それはもう、バチバチの不良です。
そして、芸能事務所やレーベルに所属をしない「セルフプロデュース集団」ということでも、大変有名なグループです。
BADHOPは、過去どんな活動をしてきた??

2020年以降だと、横浜アリーナでの無観客ライブから、3rdアルバム「BADHOP WORLD」リリース、
Youtubeでのオンラインライブ配信などアーティスト活動中心におこなってきました。
直近だと、BADHOPがプロデュースするクラフトビール「BUZZ HIGHER」の開発など、音楽活動以外のビジネスも手広くおこなってますね。
過去にも、ヒップホップ最年少グループでの日本武道館公演の成功、
Apple Musicプロデュースの元、アメリカの有名HIPHOPプロデューサーとコラボして曲を作るなど、
一時期は渋谷の野外広告をジャックするほどのBADHOP旋風を起こしました♪( ´θ`)ノ
これ、普通に考えてありえないことで…。
芸能事務所に入っていない、20代のインディーズができる所業ではありません…。
さて本題:BADHOPのYZERR(ワイザー)ってどんな人物??

お待たせしました🙇♂️
BADHOPのワイザーとは、どんな人物なのか?
以下、プロフィールから紐解いていきましょう。
YZERR | |
---|---|
本名 | 岩瀬雄哉(いわせ ゆうや) |
年齢 | 現25歳 |
誕生日 | 1995年11月3日 |
兄弟 | 姉、兄、T-pablow(双子の兄) |
出身 | 神奈川県川崎市川崎区 |
グループ | BADHOP、2WIN |
年齢にして、まだ25歳。
この若さで、すでに日本ヒップホップ界の顔役ですね。
BADHOPファンの僕としては、このままドンドン成り上がってもらいたく、
5年以内に活動拠点をアメリカに移してもらいたいと思ってるぐらいです🙇♂️
余談ですが、ワイザーのMC名はマフィアの構成員を表す「(wiseguy)ワイズガイ」と本名のユウヤを掛けたのかな…?
とか思ってましたが、正確なソースはないらしく、、
ジブラさんに決めてもらって、意味は聞いたけど忘れちゃったんですよね…。
とのことw
いつか、解明されたら嬉しいですね。
ワイザーの過去が壮絶すぎる件…。

ワイザーを語る上で、過去エピソードは欠かせません。
今でこそ、華やかな世界にいるワイザーですが、幼少時代は家庭環境に恵まれませんでした。
父親の借金による両親の離婚…。
ヤクザの取り立て…。母親による一家心中事件など…。
「これは本当に日本の話ですか…?」と耳を疑いたくなるような、環境で育ってきたんですよね。
以前放送していた「TBSクレイジージャーニー」に出演した際、
兄弟で双子の兄であるT-pablowがこんなことを言っていました。
日常生活では、夕飯が用意されていないから、スーパーでかっぱらってくるのが当然だった…。
やがて借金苦で、母親が一家心中しよう…。とナイフを持ち出したことがあった…。
親に刺されたこともある。
刺されて落ちた破片(皮膚)を必死に探したのを覚えています。
T-pablow クレイジージャーニーより
小学校低学年の頃には、すでにこのような環境になっていたのだとか。
案の定、グレてしまう…。更生できたのはヒップホップに出会ったから。

中学では、地元の不良を集めてギャングチームを作るなど、日夜、悪さに明け暮れていたようですね…。
自分が悪いことしてるか、そうゆう感覚が無かった…。
自分の環境が特殊だと気付いたのは、少年院に入ってから。
アニメのサザエさんとか観ても、作り物の世界にしか見えなかった。
嘘だろっ…。って。
だって、自分たちの生活が普通だと思ってたから…。
Yzerr クレイジージャーニーより
やがて、少年院に収監されますが、ワイザーはそこでも問題を起こしてしまいます。
最終的には、関東医療少年院へ送られるるんですね。
そして、医療少年院のセラピストと対話をすることで、
奇しくも自分の環境が普通ではないと気付き、更生に向かうことに。
ヒップホップと出会ったのも、このタイミングだと、後に語っています。
世間では、日本にはリアルなヒップホップなどない、すべてフェイクだ…。
とか色々声があると思いますが、
たとえ平和な日本でも、少なくとも彼らが味わったような貧困はあったわけで、
そこから這い上がってきた彼らは、正真正銘リアルなヒップホップを体現していると思うんですよ。
2WINやソロ曲での活動もお忘れなく!

実はワイザー、BADHOPとは別で双子の兄であるT-pablowと「2WIN」というユニットも組んでいます。
ここ最近はBADHOPの活動がメインとなっていますので新曲リリースはありませんが、
過去「Pain Away」という楽曲を出しており、こちらはかなり名曲です。
特に貧困に苦しんでいた10代の頃の心境を歌っているため、心に響くはず。
また、2019年には自身初のソロミックステープとして「Rich or Die」をリリース。
ビルボードジャパン、ダウンロード・アルバム・チャートでも首位を獲得しました。
以下の曲は、普段ヒップホップを聴かない人も聴きやすいと思いますよ。
メンバー内での役割はどんな感じ??

ワイザーはBADHOPのリーダーでありつつ、BADHOPのプロモーション全般を担うプロデューサーのような一面も持っています。
メンバーのTiji jojo(テイジー・ジョジョ)も、BADHOPの頭脳はワイザーと明言しています。
ワイザーの戦略なしで、BADHOPは成功していなかった…件。

仮説ですが、ワイザーがいなければ、BADHOPの成功は無かったと思う。
ワイザーの先見の明を示すエピソードは多くありますが、まずは分かりやすいものから。
それは、第4回目の高校生ラップ選手権、T-pablowが普通の格好で大会に参加しようとしていたとき。
当時のT-pablowは第一回目の優勝者であり、当然、第4回目も「優勝するだろう」と期待されていたんですよね。
それを察したワイザーは、即座にT-pablowの格好を変更させることにします。
コーディネートをハイブランド中心のストリートファッションに変更、T-pablowにはそれを着るように指示しました。
総額、20万以上。
高校生が洋服に出せる金額、超えてますよね…。
のちにワイザーは、こう語っています。
その20万円は、将来の「何千万~何億」というお金に化けると分かっていました。
常に僕たちは、自分たちの音楽に投資をしているんです。
もはや、高校生で当時16歳の少年の発想とは思えません。
結果的に、第四回高校生ラップ選手権では、「T-pablowのファッションお洒落すぎる…マジでカッコいい」と、
TwitterをはじめSNSで話題となり、見事、第4回も優勝を獲得して、T-pablowの名前がヒップホップ界に知れ渡りました。
ワイザーは、ヒップホップ的なマーケティング手法を熟知していた…?

結論から言うと、BADHOP成功の鍵は、ワイザーのマーケティング能力にあったと思う。
たとえば、TRAP MUSICを日本に輸入したのがKOHHだとすれば、
TRAPにオートチューンでマンブルラップを乗せたフローを使い出したのは、BADHOP。
いやいや、日本では、○○がパイオニアだ、○○が第一人者だ。
上記のように、意見はあるかもですが、
TRAP×オートチューン(エモラップの先駆け的な意味でも)を日本ヒップホップのメインストリームに定着させたのは、紛れもなくBADHOPだと思う。
それはYoutubeの再生回数をはじめ、ライブでの実績、テレビメディアへの露出からも証明できたはず。
無論、テクニック論だけではありません。

それから、売り出し方も、BADHOPは少し特殊でした。
当初、BADHOPはCDを無料配布したり、音源を無料インストールできるようにしていました。
基本、ギブギブ(GIVE)の精神だったんですよね♪( ´θ`)ノ
のちに、「自身の楽曲のクオリティが低かったから、お金を取れなかった」とも述べていますが、
同時に言っていたのは「まずは、BADHOPの曲を聴かせる事にフォーカスしていた」ということ。
そして、アーティストの認知が爆発的に高まった状態で、「Mobb Life」のリリース。
満を期して発表した「Mobb Life」は、最新のビートとフローを取り入れたヒップホップアルバムとして、高い評価を得ることに成功しました。
これはつまり、プロダクトローンチですよね。

ちょっとマーケティングに詳しい人なら分かると思いますが、
ヒップホップの世界でも、王道のマーケティング手法としてプロダクトローンチは使われます。
たとえば、「リル・ウェイン」や「グッチ・メイン」なんかも、
プロダクトローンチで名前を挙げて、トップアーティストの仲間入りを果たしましたよね。
2000年代、サウンドクラウドに無料音源をアップロードしまくってファンをつけた後、CDをリリースして稼いでいました。
それができたのは「徹底したリスナー思考での曲作り」、「継続的なハードワーク」、そして、「本質的なスキルを持っているから」こそ、成せる技だったのだと思う。
これからのワイザーにも期待したい→控えめに言っても、日本HIPHOP界の希望だと思う

ちょっとワイザー愛が溢れすぎて、記事が長くなりそうなので、この辺で終わりたいと思います。笑
ABEMAの番組でも言ってましたが、今後、BADHOP自主制作の映画なども考えているようで、ファンとしては歓喜の告知もありました♪( ´θ`)ノ
インスタグラムのストーリーを見てもワイザーが山田孝之や安藤政信などと交流があることから、近いうち動きがあるかもしれませんね。
それでは、記事は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました🙇♂️