Webディレクターの僕が思う「ランディングページ構成」の作りかた

こんにちは、カズキです。
フリーランスWebディレクターとして活動しつつ、ブログ執筆やYoutube発信などをして、ユルユルと生きています😌

ランディングページの構成とかよく分からん…。
手順やコツとかあればざっくり知りたいな…。
このような疑問をもっている人は、ぜひ最後までお読みください。
・売れるランディングページ構成が作れるようになる
・上司やクライアントを納得させられるランディングページが作れるようになる

過去、Webディレクターとして、ランディングページ設計に携わった経験がありまして、トータル20本ぐらいはランディングページの構成を担当してきました。
また、個人で運営している当ブログでも100本以上記事を書いていて、SEO一位の記事も生産しました。
近頃はアフィリエイト収益で「月5桁」が安定し、成果がで始めたので、対ランディングページにおける、一定のクオリティーは保証できるかな、と思います。
ランディングページの構成には、文章構成力がある程度必要になりますが、コツさえ掴めれば楽勝です。
国語力ゼロだったこの僕ですら、ある程度できるようになりました🙇♂️
それでは、さっそく始めましょう!
そもそも、なぜランディングページに「構成」が必要なのか?

結論からいうと、ランディングページは「セールスレター」だからですね。
セールスレターが何かというと、
不特定多数の誰かではなく、”たった一人のアナタ”へ書いた手紙
このようなイメージを持ってください。
ランディングページ(セールスレター)を届ける相手は、画面の向こうにいる、たった一人のアナタなのです。
人によって、話す内容を変えるのは普通ですよね

たとえば、
焼きそば 作り方
とGoogleで検索するユーザーが求めている情報は「焼きそばの作り方」です。
大半のユーザーは、美味しい焼きそばの作り方が知りたい。と期待してページへ訪れます。
ところがページ冒頭で、 ”美味しい焼きそばのお店” を紹介されたらどう思いますか?
「まず、作り方教えろよ。」「その後で、紹介しろよ…。」
と思うのは、普通だと思います。
このように「読む側との温度差」が大きければ大きいほど、セールスレターは刺さらないんですね。
ユーザーは、結論から聞きたいと思っている
実際のコミュニケーションも一緒ですよね😌
前置きはいいから、早く本題言えよ…。みたいな(笑)
このように、「ランディングページ=セールスレター」であることから、構成の順番としては、よく映画や漫画などで良いと言われる「起承転結」の展開ではなく、
結論から伝えるような、「結起承転」がベストと考えておくといいでしょう。
ランディングページの基本構造について

さて、ランディングページの本質を理解してもらったところで、「基本構造」について、説明したいと思います。
ランディングページは、検索キーワードとセットなので、事前にユーザーニーズが掴めるため、基本構造を立てられるのがメリットなんですね。
基本的に、以下のような「組み立て方」がベターです。

順番に説明させていただきます!
(1)ファースト・ビュー

ファースト・ビュー=「サイトへ訪れたユーザーが、最初に目にするポイント」
大抵の場合だと、「画像」「ブランドロゴ」「キャッチコピー」の要素で形成されるパターンが多いですね。
目的としては、ユーザーの心を掴むこと、
そしてページを読み進んでもらえるよう、誘導する役目をもっています。
ユーザーは約3秒程度で、「自分に関係のあるコンテンツ」かどうか判断するので、ファーストビューの設計はかなり重要なポイントです。
ランディングページの成功はここで決まる、というWebマーケッターさんも多いです😌
(2)問題提起・共感フェーズ

次にユーザーの「抱えている問題」を整理してあげます。
ユーザーの大半は「悩みを解決したい」、もしくは「欲求を満たしたい」という理由からページへ訪れます。
たとえば「焼きそば 作り方」と検索してくるユーザーは、
「焼きそばが作れない」という、悩みを解決したいはずです。
そもそも、焼きそばが作れないやつなんている…?
というピュアな疑問は置いといて、ユーザーの悩みや欲求を明確に提示してあげると、
この記事は、アナタのために書いている記事ですよ。
としっかり伝えられて、結果的にページを読んでもらえます。
こんなお悩みありませんか…!?
・40代女性必見!!
・年齢肌でシワが目立つ!
・冬は肌が乾燥してパッサパサ!
・今使っている化粧水が合わない!
→この商品を使えば~…。
このような文章から構成されているコンテンツを置けば、ユーザーが自分ごと化しやすくなるんですね。
(3)メリット伝える・問題解決

問題提起と、問題を解決することはセットです。
ユーザーが抱えている問題に対して、商品(サービス)力でどのように解決できるか、しっかり伝えてあげましょう。
ポイントとして「商品の魅力を伝える」のではなく、商品を使ったあと「どんな変化が得られて、人生がどう良くなるのか」伝えるのがいいでしょう。
ユーザーが求めているのは、商品(サービス)ではなく「体験」だと理解できればシンプルですね。
ダメ営業マンがいくら商品を勧めても売れないのは、顧客が求めているものが「体験」だと分かっていないから。
(4)アクションを促す・CVボタン

ユーザーへ提供できる「体験」を存分に伝えたら、しっかりアクションを促しましょう。
売ろうとしなければ、売れないです。
押し売りのようなランディングページは嫌だから、
・CV要素は少なめにしたい…。
・派手なデザインにはしたくない…。
このような、こだわりを持つのも分からなくないですが、基本的にユーザーはページを最後まで読みません。
もっと言えば、ページを熟読することはないのでボタンに気付かないことも多い。
なので、コンテンツの合間にCV要素を設置してあげて、ユーザーがページのどこを読んでいても、すぐにアクションできる体制は整えてあげるといいでしょう。
ユーザーはあなたのページで買わなくても、他のページで買う。
ここを強く理解していれば、CVボタン設置は必須になってくるはず。
(5)クロージング

ここまでで、ユーザーの悩みを理解し、ベネフィットを提供して、アクションを促しました。
これでいいでしょ。
と思うかもですが、もう一押しが必要です😌
ユーザー自身、商品を欲しいなと思い始めていますが、まだまだ迷いがあります。
・金銭的理由
・信用していい商品(サービス)なのか不安
・騙されたらどうしよう…。 など
このような迷いがあるなら、心理的ハードルを払拭してあげましょう。
たとえば、金銭的理由からためらうユーザーには「返金OK」、「無料サンプル」など、リスク軽減にちょっとでも貢献してあげるなど1つの手ですよね。
また、商品(サービス)に対する不安があるユーザーには、「商品の誕生秘話」だったり、お客様から届いた感謝の声(ユーザーボイス)を掲載してあげることで、信用を勝ち取るなどよくある手法ですね。
ユーザーの背中を押す、という意味では、
「期間限定商品!」「残りわずか!」
など、特急感があるとユーザー行動を促しやすく、サービスの性質によっては付け加えて見るのもアリですね。
ストーリーの入れ替えは、全然しちゃってオッケイ

ここまで、基本構造の説明をしました。
上記で説明させてもらった順番を守るべきかというと、答えはノーです。
その理由は、「ユーザーが検索してくるキーワード」によっても求める情報は変わるからですね。
また、広告を使ってターゲット層を絞っている場合だと、ターゲットユーザーによっても購買意欲が異なります。
画面の向こうにいるユーザーは、一人の人間。
ターゲットユーザーによって、訴求の仕方を変えるのは自然なことです。
ランディングページ構成に必要なこと=「徹底したユーザー視点」

経験ベースですが、事実を淡々と並べたり、テクニック論をつかって、ユーザーを動かすことは難しいです。
人は、感情で興味を持ち→論理的に納得→「行動」します
そのため、こちらの主張を一方的に押し付ける「ひとりよがりなセールスレター」では、ユーザーに気持ちが届くことはありません。
ユーザー視点に立つために、自らユーザー体験をすると早いですよ
たとえばあなたが販売したいものが、サービスまたは商品だったとします。
それなら、以下のステップで考えてみればシンプルです。
①身銭を切ってサービスを使ってみる
↓
②使ってみて分かったメリットとデメリットを整理
↓
③デメリットをプラスにする方法を考える
↓
④ランディングページに盛り込めないか考える
こんな感じで、自らユーザー体験を行なうことによって見えてくる情報は異なるはず。
商品を使ったことがない人が書いた、上っ面のランディングページは、すぐにバレてしまいます。
また、好きでもない商品のランディングページを担当している場合は論外ですね。
ランディングページ構成が上手く書けないな~…。と思っている人は、
もしかしたら、商品(サービス)に対しての理解、「愛」が足りてない、かもしれませんよ。
参考までに:ヒットコンテンツから学ぶのもオススメ

世の中には無数のWebページがあります。
良い部分は、パクってオッケイです。
長い間、広告出稿をしているページなら、一定の成果が出ていることが保証されているわけですからね。
成果が出ているランディングページの傾向を見つつ、取り入れることは成功への近道ですよ。
何かヒントを得られるといいですね😌
さいごに:ランディングページは「作って終わり」ではダメ

当たり前ですが、ランディングページ=「売るためのページ」であることが多いです。
そのため成果がでないなら、理由を仮説しつつ、改善をおこなっていくべき。
テストを重ねていくうちに成果が出れば、それはあなただけの成功事例です。
それができれば、クライアントや上司からも褒められるランディングページが作れるようになるでしょう。
そして、売れるランディングページについての理解もより高まるはず😌
頑張ってくださいね。
それでは、記事は以上です。
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